こんにちは!仁依菜です。
日々無意識に食べているものの中には老化を促進し、肌のトラブルを招くものが潜んで
います。それらを毎日食べれば、肌は急速に老いていきます。
反対に食べることによって肌の潤いを高め、くすみやシワを予防し美肌に近づく食品も
たくさんあります。
健康を保つためには
抗酸化 ・ 抗糖化 ・ 抗炎症
の3つの「抗(アンチ)」に気をつけることが大切です。
今日はその中の1つ、抗酸化についてお伝えします。
酸化するとは
活性酸素という言葉はご存知でしょうか?
呼吸をすると、吸い込んだ酸素の約2%は活性酸素になります。
活性酸素は細菌やウイルスの攻撃から身を守るために生成される物質です。
この活性酸素が過剰に生成されると正常な細胞をサビつかせ、生活習慣病の発症や老化の原因になるとされています。
最近の研究では、がんや認知症とも密接な因果関係があるといわれています。
活性酸素は呼吸のほかにも電磁波や大気汚染、紫外線や放射線、喫煙やストレス、農薬などによっても発生します。また、体の働きとしては便秘でも活性酸素は発生します。
日常生活のさまざまな場面に、活性酸素が発生し体が酸化してしまう条件があるのです。
酸化を促進する食べ物
食べ物にも酸化を促進してしまうものがあります。
その代表が高脂肪食です。
マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸やラードやバターに含まれる飽和脂肪酸は控えたい脂肪です。
また、スナック菓子やフライドポテトなど長い時間空気に触れている油や使い古して酸化した油も同様に控えたいものです。
これらの油はダイエットにも大敵です。
以前の記事でダイエット中の油について触れていますので、合わせてお読みくださいね!
抗酸化作用(=酸化を防ぐ)のある食べ物
加工食品には酸化防止剤としてビタミンCやビタミンEが入っています。
体の酸化を抑制するのも、ビタミンやミネラルなどの栄養素やファイトケミカルという植物の持つ色素や香り・アクなどの成分といわれています。
それぞれの栄養素の代表的な食べ物
ビタミン類
ビタミンC:いちご、レモン、キウイフルーツ、じゃがいも など
ビタミンE:アボカド、ブロッコリー、ナッツ類
ビタミンA:緑黄色野菜(にんじん、ほうれん草、かぼちゃ など)
ミネラル類
亜鉛:牡蠣、レバー、小麦胚芽 など
セレン:大豆、玉ねぎ、魚介類 など
ファイトケミカル
リコピン:トマト、すいか、さくらんぼ など
ポリフェノール:カカオ、赤ワイン、ブルーベリー など
イソフラボン:大豆、豆乳、豆腐 など
ペクチン:りんご、みかん、あんず など
カテキン:緑茶
ファイトケミカルはもともと植物が紫外線に負けないように身に着けた力だとされ、
強い抗酸化力を秘めています。
まとめ
強い紫外線や雨風にさらされても移動できない植物は、酸化を防ぐ抗酸化力を自ら持っています。害虫や動物から逃げられない植物は、臭いを出してそれらを遠ざけることもあります。
身を守るために植物が自ら作り出した色素や香り、辛み、苦味などに含まれる機能性成分が
ファイトケミカルです。
人はファイトケミカルを作り出すことができません。
野菜や果物を食べることで、植物の力であるファイトケミカルを摂り入れて抗酸化力を高めて老化を防ぎましょう。
明日はダイエットにも大きく関係する抗糖化についてお伝えする予定です。
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仁依菜
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