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こんにちは!『色とりどりな生活』管理人 仁依菜( @irotoridori_217 )です。
2020年の7月に胆嚢摘出手術のために入院をしました。
幸いなことにこれまで大きな怪我や病気をすることなくこれ過ごしてきた私にとって、今回の胆嚢摘出手術のための入院は人生で初めての経験となりました。
引き続きその際の闘病記を綴っています。
前回は入院前に新型コロナウイルスに感染していないか調べるためのPCR検査を受けたところまでをお伝えしました。
その日のうちに病院から連絡がくることはなかったので、検査の結果は陰性でした。
陰性であれば、いよいよ手術のための入院となります。
それでは、どうぞ続きをお読みください。
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入院準備もそれほどすることがない
入院までの約1週間はひたすら仕事に追われていました。
術後の経過によっては1週間以上お休みしなければなりません。
できることは可能な限り前倒しにし、反対に期限のない仕事は極力退院後に回してもらうようやりくりしました。
その間もいつ胆石による痛みが襲ってくるかはわかりません。
常にロキソニンを鞄に忍ばせ、いつ痛みを感じてもすぐに対応できるようにして過ごしました。
幸いなことに痛みを感じることはなく、いよいよ入院の日がやってきました。
入院の手続き自体は午後からということで、入院当日の朝にゆっくりと準備をすることができました。
といっても持ち物はせいぜい下着が日数分。そして、入院中に読もうと病室に持ち込む本が数冊です。
タオル類などは病院のレンタルを活用することにしたため、かなり身軽な状態で入院することができました。
我が家から病院までは徒歩10分弱。
入院患者さん用の注意として長期間の駐車はできないとのことで車で行くことはできません。
ぼちぼちと歩いて病院へ向かいます。7月の後半だというのにまだ梅雨明けしていなくて、なんとなく湿った空気が重くのしかかります。
入院の受付は14時からです。
13時前に病院に到着し、レストランでお昼ご飯を食べました。
この日の夕方からは世に悪名高い(?)「病院食」のお世話になります。
しばらく揚げ物なんかも食べられないだろうし…というわけで、おいしく海老フライをいただきました。
コロナ禍のため病棟は面会禁止
14時になり入院手続きを済ませました。
次から次へと手続きをする人たちの多さに「あぁ、こんなに病気の人たちが沢山いるんだな」と自分もその一員であるにも関わらず眺めていました。
私が通う病院には病棟が4つあり、それぞれ3階から5階までに病室があります。
入院前の説明で話を聞いてはいましたが、新型コロナウイルスの影響で入院中の病棟へのお見舞いは一切禁止です。

誰もお見舞いに来てくれない入院って寂しいものです
私は5階の産婦人科の患者さんが主に入っている病棟に案内されました。ここならば患者さんは女性ばかりです。
実は入院手続きの最中、あまりにも入院する人が多いことを見て、私の中にある思いが浮かびました。
入院中できれば他の人に気を遣いたくないかも…
急遽、予定を変更し4人部屋から個室へ切り替えてもらうことにしました。
幸いなことに病棟では個室も空いていたのですんなりと入ることができました。思い返すと、結果としてこの判断は大正解でした。
入院初日は本当に何もやることがありません。
着替えてベッドに横になり、夕食までの時間を過ごします。
夕食も至って普通食。それほど薄味というわけでもなく、普通に食べることができます。
これで600キロカロリーというのだから、さすが病院食です。この食事を毎日していたらダイエットできるんだろうなーとしみじみ感じます。
夕食の後も特にすることはありません。
個室に変更したことで、部屋にはシャワー室もあり自由な時間に使うことができます。
シャワーを浴びてまたベッドに横になりゴロゴロと過ごします。
特に見たいテレビ番組もなかったので点けることはありませんでしたが、個室ならばテレビを利用する際にイヤホンを使う必要もないとのことでした。
消灯は22時です。
いつもは日付が変わる頃にようやくベッドに入ることがほとんどなので、そんな時間に寝ようと思ってもなかなか眠れません。
そして、おそらく翌日に控えた手術に向けての緊張もあったのでしょう。
なんとなく浅い眠りにつくと、夜中にかすかに聞こえる病棟の中の新生児室からの赤ちゃんの泣き声で起きたりしたのでした。
ついに胆嚢摘出手術の日がやってきた
さあ、いよいよ手術当日です。
その日は12時半頃からの手術予定と言われていました。
私の前に1件手術があるため、その影響で多少遅れることはあるかもしれないとのことでした。
万が一に備えて手術中は家族が病院内にいるようにとのことで、12時を目途に父に来てもらうようお願いをしてあります。
当日は朝7時に水分補給をした後は絶食です。
午前中のうちにシャワーを済ませ、お昼前に手術着に着替えます。
血栓予防の靴下を履けば私の手術準備は完了です。
・・・12時半になりました。
しかし、どうやら前の手術が長引いているようです。
付き添いに来た父が「前の手術、失敗したんじゃないか」などと軽口を叩きます。
手術を控えた娘の緊張をほぐそうと冗談を言っているのでしょうが、はっきりいってダダ滑りです。

言っていい冗談とそうじゃない冗談ってあるよね
病棟内では面会禁止なので病棟と病棟をつなぐ廊下部分にあるスペースで父と会話をしていたのですが、その発言の後はしばらく自分の病室へ戻ってひとりで時間を過ごしました。
13時を過ぎたころ、担当の看護師さんが「13時45分からの手術になります」と予定を告げにきました。
さぁ、いよいよ私の手術の番です。
10分前に病室を出て手術室へ歩いて向かいます。
看護師さんから「昨夜はよく眠れましたか?」と聞かれました。
私は「さすがに緊張で眠りが浅かったみたいです。赤ちゃんの泣き声が時折聞こえましたよ」と答えました。
「うるさかったですか?」と更に看護師さんは尋ねてきますが、私にとっては赤ちゃんの泣き声はむしろ微笑ましく感じられたことを伝えました。
すると、「よかったです。ちなみに4階の病棟だと、高齢者の方の叫び声が聞こえるんですよ」とのことでした。5階の病棟で本当によかったです。
手術時間は2時間30分
13時40分過ぎ、中央手術室と書かれたエリアに入りました。中には11の手術室があるとのことです。
その中の一つに案内され、名前と手術する箇所を確認されました。
手術台へ横になると、テキパキと準備が進められていきます。
手術室の時計は13時45分を指しています。
点滴が始まり、「これから麻酔のお薬が入ります。ちょっとフワフワとした感じになるかもしれません」と麻酔医の先生の声がします。
フワフワなんてしないなーーーーー
「終わりましたよー!」
声を掛けられて目を開けると、手術は終わっていました。
はっきりとはまだ覚醒していない状態で手術室からストレッチャーで運ばれるのがなんとなく分かります。
手術室を出る時にみた時計は16時15分を指していました。手術時間は2時間30分でした。
その後、また私は眠りの中に落ちていきました。
胆石闘病記録⑪につづく。。。
前回までをお読みにないたい方はこちらからどうぞ↓









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仁依菜
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