胆石闘病記録の第5弾です。
こんにちは!『色とりどりな生活』管理人 仁依菜( @irotoridori_217 )です。
救急救命センターでの診療を終え、夜中にトボトボと家に歩いて帰った前回までの私。たっぷりの冷や汗をかきながら痛みに耐えた後、徒歩で帰る家までの間に見上げた夜空に浮かぶ月がとても綺麗だったのをとても覚えています。
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実は、私と胆石の闘いはここからが本番です。
では、続きをどうぞお読みください。
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炎症を示す血液検査の結果
救急救命センターから家に戻ってその夜はシャワーを浴びてすぐにベッドに入りました。相当疲れていたのでしょう。すぐに眠りに落ちました。
夜が明けて、まずは会社に電話を入れました。
前日の日曜日に病院受診をしたこと。胆石の発作が出たらしいこと。
そして、今日は内科の外来を受診するように言われていること。
これらを告げて、その日は休みを取ることにしました。
昨日、救急車で搬送されたK病院に歩いて向かいました。
K病院は本来予約制なのですが、前日に救急搬送された後の受診だったため、予約なしでも受付されました。
ただし、予約の合間に診察を入れ込んでくれるそうなので、かなり待たされることを覚悟して行きました。
まずは採血を促されます。採血の結果が出たら内科の受診です。検査結果が出るまで1時間弱待ちました。
番号を呼ばれ外来の診察室に入ると、若い女性のS先生がいました。S先生は、血液検査の結果を見ながら言いました。
「こちらが血液検査の結果なんですが…この数値が高いので肝臓に炎症があるかもしれません。昨日の画像診断の結果がこちらで、胆石がありますね。一度胆石の痛みがあるとまた同じことが起こることが多いので、手術した方がいいと思いますが…」
私は昨夜、救急救命センターの外科の医師に伝えたことと同じ内容をS先生にも話しました。できれば手術はしたくない…この気持ちは強いものです。
しかし、その言葉を伝えながらも、私は目の前のモニターに映っているCTとMRIの画像結果に釘付けでした。
そこには、ゴロゴロとした胆石が10個以上映っていました。

これは…ちょっと想像を超えてきたぞ
S先生は手術を嫌がる私に、「この血液検査の結果に出ている炎症状態が長く続くのはよくありません。もう一度、日を置いて血液検査をしてください。1週間か2週間後ぐらいに病院へ来られますか?」と尋ねました。
毎週のように仕事を休むわけにはいかないので「2週間後なら来られると思います」と答えました。
S先生は「では、2週間後に予約を入れておきますね。担当は私ではなくなります。予約時間は10時にしておきますが、10時よりも前に病院にきて採血を済ませておいてください。採血は8時半からできますので、早めに病院に来てくださいね」と手際よく予約を入れてくれました。
そして、「痛みはありますか?もし痛みがまた出るようなときは予約日以外でもすぐに受診してください」と言いました。
3割負担でも医療費は高い
診察を終え、会計に向かいます。昨日の診療費も一緒に支払できるようにお願いをしました。
番号とバーコードが印刷された用紙を渡され、請求額が確定するまでしばらく待ちます。10分ほどで私の持つ用紙に印刷された番号がモニターに表示され、支払いが可能になったことがわかりました。
自動支払機にバーコードをかざすと、機械の画面に請求額が表示されます。
その金額は23000円ほど。
当日の診察分は血液検査も含めて1000円弱ですが、昨日のCTやらMRIやらその他諸々が22000円ほどかかっていました。
支払いを終え、K病院を出ます。しかし、この後、すぐに我が家に帰るわけにはいきません。昨日、車を置きっぱなしにしたT病院へ支払と車のお迎えに行かなければならないのです。
K病院からT病院までの間には公共交通機関はありません。
仕方がないのでタクシーで移動することにしました。
T病院について、昨日分の清算をお願いしました。
こちらの請求は14000円ほどでした。
T病院とK病院を合わせて37000円ほどの医療費の支払いが発生です。
サラリーマンなので3割の自己負担で済んでいると考えると、本来は2日間ですでに10万円を超える医療費がかかっているということになります。
病気とは無縁の時には全く考えもしないけれど、いざ病気になってみると国民皆保険制度は本当にありがたいと思います。それでも、某保険のCMではありませんが、懐が痛いと思わずにはいられない出費です。
そして、この時点ではまだ想像していませんでしたが、まだまだ医療費のための出費は続くことになるのです。
手術した方がいいのかな…
T病院に置きっぱなしだった愛車に乗って、家に帰りました。
なんとなく背中に違和感は残っていたものの、すぐに痛みに襲われそうな感覚はありません。みぞおちの痛みは落ち着き、前日の激痛は幻だったのかと思うほどです。
しかし、私には一つ気になることがありました。
それは、画像診断にしっかり映っていた胆石のことです。ゴロゴロとしっかりした形の胆石が映っていました。
もし胆石が1~2個だったらたまたま動いたものがちょっと悪さをしただけだろうと思えました。しかし、画像にはたくさんの胆石が見えました。あの中の胆石がまた動く可能性はいくらでもあります。
ということは、あの激痛にまた襲われることがあるということです。
『手術した方がいいのかな…』という気持ちが私の中に浮かんでは消えます。
でも、体にメスを入れるのは嫌だし、お腹に大きな傷跡が残るのは永遠の嫁入り前かもしれませんが未婚の私としては耐えられません。
でもでも、あの激痛に耐えるのももう嫌だし…。
思いはグルグル巡るばかりで、結論には至りません。
とにかく、手術をするかどうかは次に痛みが出たタイミングで考えることにしました。
胆石闘病記録⑥につづく。。。
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仁依菜
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